木材(天然木・繊維板)、金属(スチールなど)、プラスチック、ラタン(籐)など、マガジンラックには様々な材質の商品があります。自宅、オフィス、店舗、公共施設など、場所によってマッチする材質は違いますので、その空間の雰囲気に合ったものを選ぶ必要があります。
天然木の場合〜独特の風合いが魅力〜
自宅で使用する場合は、天然木の木製マガジンラックがおすすめです。たんすや食器棚など、木製の家具を使用しているご家庭も多いと思います。他の家具とのバランスを考えれば、マガジンラックも天然木がGOOD。お部屋にしっくりと馴染むでしょう。
天然木の家具のいい点は、木が持つ独特の色合いや感触などが、あたたかい印象、やわらかい印象を与えてくれるところ。また、木目は1本1本の木で異なるため、2つとして同じものはありません。
木は非常に加工しやすいため、彫刻(カービング)などによって模様が施されているマガジンラックもたくさんあります。異なる木目の上に手作業で彫刻が施されていれば、それはまさに自分だけの「オリジナル」マガジンラックです。
また、「木製(天然木)」とひとくくりにしても、木の種類や加工方法、形状などによって表情はガラリと変わってきます。和風の雰囲気を持つ商品やアジアンテイストの商品など、様々なマガジンラックがありますので、お部屋の雰囲気にフィットするものを選びましょう。
加工されている木材の場合〜軽量&お手頃価格で人気〜
マガジンラックに使われるのは、天然木だけではありません。加工された木材が使われることも多く、繊維板(ファイバーボード:木材を一度繊維状にしてから成形されるもの)などは、マガジンラックの定番の材質だと言えるでしょう。
繊維板が天然木より優れているところは、気温や湿度などによって変形する心配がない点や、軽く持ち運びがしやすい点、価格がお手頃で気軽に購入できる点などが挙げられます。
プリント化粧繊維板にも注目!
繊維板は、繊維の密度によって「インシュレーションボード」「MDF(中密度繊維板)」「ハードボード」の3種類に分類されますが、マガジンラックには主に「MDF」が使われています。
また、繊維板の表面にプリント紙を貼った「プリント化粧繊維板」も、よく用いられる素材です。木目のプリントや様々なカラーのプリントが貼られたマガジンラックがありますので、絵柄や質感など、好みに合わせて選んでみましょう。 |